金 運 は 月 待 ち 祭 で

 

昨日は 旧暦の十三日だった。それなのに、お月様を 拝むのを 忘れた。

今日になって それを想い出したので 残念だった。

旧暦の十三日に お月様の出を拝むことを 月待ち といって 金運を

上げると 言われている。

 まあ、でも、過ぎたことは しようがないと 洗濯物を 入れるために

ベランダに出ると 今日の お月様が ちゃんと 目の前の おられた。

「いやー、お月さんやん!」 嬉しかった。

その時、なぜか、お月さんに もう一度、呼ばれた気がした。

そこで、ちゃんと 相対して お祈りをした。今日は月徳日なので、

お月さんがなんかの 働きをしていられる と思った。

残念だけど わたしには それが 何かは わからない。

 でも、グーッと こちらを 見てくれて はったので、

何かは あると思う。

そういえば、去年までは よくお伊勢さんにお参りをしていた。

まず、外宮さんに お参りをする。そのあと、外宮さんの 月読さんに

お参りをする。でも、そこで、わたしの 体力の電池はゼロになる。

以前、生駒の石切さんの「悠占」さんという占いの方に 見てもらったことがある。

よく当たる方で、私の 体力について いつも ガソリンでいうとエンプティ

だそうで、体は とっても弱いという。

外宮さんの 月読さんまで たどり着くと 大きな楠木の所で 休ませてもらった。

もう、これ以上は 一歩も 歩けない状態だった。

「楠木さん、ちょっと、休ませてね。」と頼んで、そこに 座り込む。

すると、「兎にも角にも、内宮さん行きの バスに 乗るだけ乗ってごらん!」

と言われる。

そっか、バス停迄なら 歩ける、と思えた。当然、バスは 内宮さんまで

連れて行ってくれる。宇治橋が見えると あとは 神様が ぐいーっと

引っ張ってくれて なんとか 内宮さんへの お参りが出来た。

こうしたことを 考えると 月読さんも 友達 かな?と思う。

ということは 地球上に住む全ての 存在にとって お日さんも お月さんも

友達ってことになる。

「日月」が 友達なんて 素敵。

 

そういえば この日 わたしは 内宮さんの 本殿前で びっくりするほどの

タイミングで バッタリ こけた。すると、あれほど しんどかった体が

すっきりと 元気に 変わった。

神社で こけるのは 良いと聞いたことがある。本当だった。