お盆のお線香は、伽羅がいい。

お盆で無くても、お線香に、佳い薫りがいい。

ある時、姪と、宝塚の荒神さんにお詣りを

した。姉が、どうも!調子が、悪いという。

本殿から、ずーっと詣って、最後に、山門で振り返って、ご挨拶を、申し上げている時、とてつもなく良い薫りがしてきた、(あれっ?

すごい、良い薫り❗️)と、私がいうと、

(この薫りだったら、修業大師さんのところでしてたよ。)

(あー。だったら、お大師さん、降りてはったんだ。えっ?あなた、お大師さんと、縁があるの?)

(だって私、四天王寺高校だよ。)

(あー。だからか。伽羅なんか、素人が使わんものね。)

その時初めて、その薫りが、伽羅だと知った。つまり!私は、それを口にすることで、教えてもらったようです。

それから、大事な仏事には、伽羅を買うことにしている。

でも、これが、また、お高い!

一本、大体百円。だから、十数本で、千数百円。

だからといって、リサイクル(ヤフオクやメルカリ)は、断固、オススメ出来ない。

その持ち主が、そのお線香を、焚かずに、お仏壇に、置いていただけで、故人は、それを

吸いとってしまっている。

これは、一度、私が、大失敗をしているので本当です。

ということは、亡き方々は、どんなにか、お線香を、焚いて欲しいか、ということだと思います。亡きかたがたには、少し、めんどくさくても、ぜひ、焚いて挙げて、下さい。

  つい先日、お大師さんの、本を読んでいると、あのいい薫りがしてきた。

やっぱりお好きなんだなと思いました。

  でも、お墓に、伽羅、でも、白檀でも、あんまりいい薫りのお線香を焚くと、周りの、無縁さんにとっては、煙たいそうです。

ちょっと、意地悪をされます。カバンをお墓に、忘れてきたり。

だから、家用とは別に、お墓の、角の方で、無縁さんの為に、もっと薫りの少ないお線香を、たっぷりめに、焚きます。

そして、掃除、の後、お墓の周りに塩を撒きます。それから、読経の後、お墓を出た直後、家に入る直前にも、私たち全員に、塩を振りかけます。

私を含め、家族のものは、多少、敏感なので、そうしています。

  もし、出雲さんに行かれて、稲佐の浜のお砂を、スサノオ様のところのお砂と、交換されたとしたら、

これは、もう、ぜひ、お墓の周りに撒いて、差し上げて下さい。隠宅風水が、とっても上がると思います。

お坊様はよく、(この世とあの世は、ひとつづき)と、おっしゃいますが、お盆の時は、特に

そんな気になります。