可愛そうな人を助けたい

以前、テレビで、あの江原啓之さんが

「可愛そうだと思う相手との結婚は良く

ない。」といっておられた。

大きく頷いてしまった。

私の元夫は両親が居らず、2歳で保護され

て施設で育った。極端に体が弱く、小学校

も休む事が多かったという。

強い吃音があり、およそ風采のあがらない

人だった。

ところが、この風采というのが、不思議な

もので、そのデスマスクは、シューッとし

た男前だった。「えーっ、この人誰、こんな人、知らん❗️」という程の変わりようだった。

かててくわえて、その性狷介であり(狷介

(けんかい)とは片意地を張る人、人と合い

入れない性格)人間関係に問題を抱えていた

63歳の時に出雲さんで運命の転換をして

もらうまで職場での人間関係に苦しんだ。

私とは、喧嘩をしたことは一度もなかった

けれど、何故か、私が、病み付いた。

全身全霊で尽くした気がする。

でも、結婚して20年程経った頃、いつのま

にか、自分が可愛そうなことになっている

ことに気付く。

彼は、非常に霊的(幽的?)な人で、神社の

本殿に立つと必ずゴーッと風が吹き続き、

鳥が鳴いた。

お伊勢さんでは、本殿前の白い幕が吹き上

がり、彼が立っている間中、その幕が、降

りてくることはなかった。

家で座禅をすると座布団ごとぷかぷか浮く

のに時間はかからなかったという。

家の中で、声を荒げることも、怒ったりす

ることもなかった。

でも、心の中で怒ったりすることはあった

ようで、そんな時は神棚のお榊が、その器

ごとパタッと倒れたりした。

「あかんあかん、今日は父さん、怒ったはる!」

考えてみれば、私は 可愛そうな人を捜していた気がする。

彼は、愛される事に、強い関心があり、愛

することにはそれほど関心を持たなかった

のかもしれない。そういう人は、私のよう

な愛すること好きを、上手に見つけ出す。

人生は失敗が多い。

失敗ばかり。

もし、貴方が人間好きで、愛すること好きなら、自分が可愛そうと自覚している人をお選びになりませんように、と祈らずにいられません。

  それでも、パートナーを見つけ出したい。

お薦めの初めは、やっぱり、出雲さん。

旧暦の神無月がいい。

でも、もし、神様から見て、他に解決すべ

きことがあれば、そっちを優先なさるかも

しれません。

そして、氏神さんの狛犬さん。

貴方が、女性なら、うんの狛犬さんに

「どうか、わたしにとって、ふさわしい人

と巡り会えますように」と頼む。

男性なら、あの狛犬さんに。

そして、宝塚の清荒神さん。強い強い神様

だから、台所を預かる人は、なんといって

もここ。

私の家は商売をしているので、荒神さんは、どうでも参らんならん(詣らなきゃいけない)

と言われて育った。

なんせ、神様は参ったもん勝ち。

こんな言い方、あかんか?

でも、人生、徒手空拳では、あまりに生き

づらい。

神さんっていう強い味方が欲しい。