ブランドを沢山、身に付けた人

バスの中で、ディオールのジャケットに

セリーヌのイヤリング、をしたお嬢さんを

見た。

まあ、珍しい。

最近、こんなブランドで固めたような人を

見ることは無くなった。

その方が ついっと 後ろを向かれた。

 

まあ、底の知れない貧しさを感じた。

殆ど悲しい程の 貧しさだった。

 

でもこれらは、そうお安くはない。

母がディオールのプレタのスーツを持って

いた。

それこそ、あほかと思うほどのお金を払っ

たと聞いた。

買えたのなら、そんなに貧しくは無い筈。

 

彼女の渇望感が、貧しさに 見せたのか?

人相を見る時、巨万の富を得てもなお

尽きせぬ欲に囚われて、貧相な相の人がいるのと同じことかも。

秀吉さんみたいに。

 

残念だけど、彼女が似合っていたかどうか

覚えていない。

 

こうした背伸びをすることが、今の日本では

流行らない。

等身大ファッションをお好みのよう。

 

コロナもあって、無理は止めたのかも。

でも、コロナの連呼がなくなってから、お嬢さん達の ファッションが明るくなったのは

素敵。