伊勢二見浦で浜降り

私は、いつも具合が悪いので、何とかしたいと思っている。

 

旧暦3月3日に浜辺に行くと、女性の禊ができるという。

その日、二見浦の神社は、暴風が吹いていた。そのせいで、高い波が立つ。

すると、その波の少し上を覆うように、

フワッと虹が掛かる。

風はズーッ吹いていたので、虹もズーッと

掛かる。

 

なぜか、「お祭り」だったそう。

 

猿田彦さんも龍宮さんも詣って、一旦出た。

すると、あれ程吹いていた風は、ピタリと

止む。

でも、足を海に浸けていなかったことを、

思い出した、

もう一度、鳥居を潜ると、また、暴風が

吹く。

 

私は以前、阪神大震災の前年に、震災が起きないように、お伊勢さんに頼んだ。

それ以来、私が初めて伺う土地では、よく

雷がなったり、雨が降ったりするようになった。

このことは以前、書いています。

 

私の友人、五人は私と同様に阪神大震災

来ると思っていた。

でも、東日本大震災は、全く予知できなかった。

 

あの時の二見浦の神様方の様子は、お祭り騒ぎ!

そんな感じだった。

 

この後、お伊勢さんの外宮さん、月読さん、内宮さんと行かなきゃいけないのに、もう

私のエネルギーポイントはほぼゼロ。

 

お詣り自体の達成感は、最高。

でも、私のエネルギーは最低。

それでも、何とかお詣りをして、朦朧と

しながら、帰宅する。

帰宅して、気分は最高。

でも、翌日、そして、次の日も寝付く。

 

おかしい。

私にしたら、信じきって行く、

何かを、成し遂げ感は、満載。

でも、どこかが、痛いか、熱か。

 

今日は、遠出はやめて、須磨の海岸にした。

須摩の海岸は、雲一つなく。

海は、ゆったりと、打ち返す。

ゴミなど一つもない。足と手を浸けた。

 

何故か、カップルで来られていても、足を

浸けているのは女性が多い。

 

それなりの充実感はあるものの、出雲大社

稲佐の浜や、お伊勢さんの二見浦のように

神気にみちていないのは、残念。

 

でも、海に手足を浸け、砂に足を埋めて毒素

の排出をも、万全。

意気揚々と帰宅して、三時間。

強烈な、腰痛。

 

なんでなんで、こうなる。

もう、いやだ。

 

この後、悩み深き人から電話。

その人のためにあれこれと手を打った。

 

お風呂に入ると、「当たり前。禊の済んだ人は、きれいになっていて、乗り易い。

一方、腹に一物、背中に荷物の人には乗れぬ」そう。

確かに。

 

私は、一生、こうして、生きていかなきゃ

いけないの?

 

でも、このあとお風呂の神さんが

「今日は終わり。明日はまた明日の人生」

だそう。

 

なるほど。

ここで、「ありがとうございます。」と言うべき?

確かに。

「ありがとうございます‼️」です。

 

はあー、でも、辛かった。

「掴むな!」だそう。

「はーい」