父の付き添いで爆睡した私

父が入院していた時、母に用事があり、付き添いに行った。

ところが、どういうものか眠い。とにかく

引き込まれるように父の病室で寝た。

結局、病院に着くとすぐに眠り、帰宅時間

に起きた。

私は、「あてにならん、何の為のつきそいか?」と言われた。

父は会社をしていたので、おろそかには

出来ないお客さんが、多く来られたらしい。

勿論私は、知らない。寝ていた。

じゅんこは付き添いに呼ばなくて良いとまで

言われた。

父の死後、祖母にこの事を話した。

祖母は、お寺で長くボランティアをしていたので、臨終前後のことに詳しかった。

「あー、それはよくあること。死を目前にした時、身内のものがそうなることがある。あんたはそういう体質や」と。

なんだ、それならあんな不興をかうことなかったのに。

今でも、私は、身内や友人、ご近所の方が

亡くなる時は、眠い。

絶対起きてなどいられない。その、引き込まれるように寝るというのがみそ。

何故そうなるか?わからない。

わたしは、死後の事を少し知っているので

案内をするのかも知れない。

それなら、守護霊さんがなさる筈

おかしい。

どちらにしても

今でも その癖は治らず、引き込まれるように寝ることがある。