行きたい国、行った国

行きたい国はそりぁ天津国だ、

でも、ちょぉっと、遠い。

 

行った国についてなら、少し書けるかも

と思う。

 

フランスは20年ぐらい前のことだった。

フランスの地下鉄の駅で、友人を待っていた。

20分は待っていた。そこへ、スラリとした

アメリカのビジネスマンが来た。

仕事が、めっちゃ出来そうな。

「君達は日本人か?英語は?」

「ほんの少し」

「今、君達は、あの人あの人あの人に

狙われている。先ず、鞄を前にしっかり

抱えて、すぐここを立ち去りなさい。」

と言われた。

地下鉄の車内では、小さな子供達が怖い。

彼等は集団で取り囲む。

あっと言う間に、取られると言う。

 

空港はもっと危ないと聞いていた。

だから、空港での待ち時間は短くせよと。

そこで、いつもなら、三時間は早く行くの

を 1時間前にカウンターに行った。

すると、あー、あなたの飛行機はあれ、もう

飛んでる、なんて。

そして「このチケットは間違ってる。」というも、後は肩をすくめるだけ。

当時のフランス人は、英語は知ってても、絶対使わない。

もちろん、私は英語だって覚束ない。

でも、フランス語よりまし。

そこで、当時、あるグループに入っていたので、フランスのグループの人に電話を入れた。面識なんかなかった。

藁をも掴む、そんな気持ちだった。

でも、外国の電話なんて、そう簡単ではない。

三時間ぐらい格闘して、やっと繋がった。

「あー、じゃあ、内に来て!」と日本語で言ってくれた。

その方はたまたま旅行会社の人だったので

あとは全て、手を打ってくれた。

これを、地獄に佛と言うのだろうと思った。

 

一緒に歩いていて、彼女に言われた事がある。「今から家に入るまで、絶対、歯を見せちゃだめ!日本人は笑い掛けられたら笑い返す。そうすると、きっかけが出来て、引っ掛けられる。そのまま、クスリを打たれて、日本に帰れなくなった人を、何人も知ってる」と。

 

その当時のドイツもオーストリアもスイスも

夜、女性が一人で歩けた。

治安は、かくも、国毎に違うらしい。

 

スイスにシュタイナー村があった。

会う人毎に、挨拶をされる。

お店に入ると、「何をしにこの国に来たの?」と聞かれる。

アジア人は珍しいようだ。

「シュタイナーを勉強しに。」

「えー?あれ、難しいでしょう!」

ドイツ語の方が難しいわい!と思うけど、

そんなことをいう語学力はない。

「ヤー」とだけ言った。

その店で、ブラウスを買いたかった。

でも、手持ちのスイスフランでは、三割

ぐらい不足している。

「良いよ。有るだけで。」

「えー?それはあかんわ。」と言いたいけど

「ニヒト」しか言えぬ。

「だって、このブラウス、素敵ですものね。」

「ヤー、ダンケシェーン」

スイスはパンが美味しくないらしい。

でも、好い人だった!

 

海外では、イエスとノーとトイレが言えると

最低限なんとかなる。

 

でも、一人旅が多かったので、孤独感がつのる。

日本に帰ったら、ドイツ語か英語やるぞ!

と思って帰って来た。

ところで、その後、英語については、朝の

通勤の車の中でNHKのラジオ英会話を毎日

一年間聴いた。

 

テキストも買わないし、勉強もしない。

でも、ある日突然、英語が解るようになった

今は又忘れているけど、又あれをすれば、

解るさ❗️と思っている。

 

今週のお題は行った国の方が書きやすい。

天津国なら、私達が毎日見上げてる空や

太陽?

あのお方達と気を合わせてみたら、天津国

に行けるかしら?

もし、出来たら毎日でも行きたい。

天津神の方々を順番に訪問出来たら❗️

夢、あるわあ!

やってみよう‼️

 

ところが、私は毎朝、御神前で、「天津神国津神八百万の神たち共に、聞こし召せ

と畏み畏みも申す」と申し上げている。

それなら、天津神にもお会いしているはず。

天津国も拝見しているかも。

それを、言葉面だけ口にしている。

心がこもってなかった。

神様方からしたら、「コイツ、口先だけで

言うとるがな!」

て、思ってはったかも。ヤッバ!

明日から、今晩から、祝詞をあげるときは

天津神国津神八百万の神様とお会いしている気持ちを持とうと思う。

 

とんだところで、自分の正体を見る。

今週のお題は油断も隙もない。