宿題、写生画やジオラマ、陶芸

今でも、写生画の宿題はあるのでしょうか?

これもまた、憂鬱な課題

 

元夫は、白い紙を目の前にしただけで

ワクワクすると言っていた。

こんな人は 多くない。

 

私は、憂鬱だった。

どう埋めるん?このスペース。

 

でも、意を決して描き始めると

それなりに、楽しくもあった。

 

ところで、子供が絵を描いていると、親が

手を出すことがある。

ついついかも。

 

でも、絵の先生は、一目で何処をどう手を

入れたか判るそう。

 

そう言われて、児童絵画展を見た。

わからない先生も、勿論居られて、入賞

したりしている。

 

でも、その子は知っている。

どんなに辛いだろう?

 

子供の心は、大人が考えるより、ずっと

美しい。

 

私事になるけれど、以前(母と子の島)について、書いた。

ここで親は、一日三度、焚き火でご飯を作る。でも、子供は、一日海にいる。

 

夫が居る間は、このジオラマを作るに当たって、あれこれと、材料を揃えたりしてくれる。

実は、この経費は結構掛かる。

掛けただけ、見映えもするが、私はちょい

しんどかった。

 

いざ、作るとなると、子供の中に沢山の

思い出があるので、楽しそうに作っていた。

 

ここで、とんびが魚を取った。

ここで、アメフラシ素手で、掴んじまった。

今年は、沖の浮島まで、行けた。

ここで、ボートに乗った。etc.etc.

ログハウスのロッジで、泊まった、も。

 

「あかん、また、来年も行くって、言われる!」

でも、絵に描いたような、夏の思い出が出来上がる。

 

これは、以前書いているけれど、夫と離婚

すると、夏休みの美術の自由課題が、重い。

 

それで、窯元に、茶碗を焼きに行くことになった。


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今でも、この茶碗で、お茶漬けを頂いている。

朝日焼は、少し萩焼に似て、品がある。

交通費、食事代を入れて、1万円弱。

 

これは名古屋の窯元で焼いた。

ここは、もう少し安かったかも。


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兄弟でも兄は、アスペルガーっぽい。

この窯元の先生は、とても強く遣り方を教えてくる人だった。

だから、どの人の作品も、全く同じだった。

でも、どっこい我が子はアスペル。

人の言うことなど聴くわけがない。

ましてや、陶芸は、彼のお気に入り。

1ミリだって、先生の意向を入れる気は

ない。

先生の干渉を嫌って、遠く離れて、作っていた。

 

あれだけ同じ壺が並んでいるなかで、

これだけは全然違う。

 

すると、先生が言う。

「これ、面白い❗️誰が作った?」ですって。

アスペルをなめとったらあかんぞ!

って、思った。