長生きして欲しい 良いお医者さん

 

いいお医者さんには、長生きをしてほしい。

近くに飯尾整形外科がある。

ある時、指にトゲが刺さった。

普段なら、自分で、針で抜く。

でも、その時は、長かったし、痛くて

無理だった。

今日は、絶対、痛い治療になる、でも、

しようがない、覚悟をして行った。

 

全く痛くない!「不思議!全く痛くなかっ

たです。覚悟をしてきたのに。」

先生がおっしゃった「痛くないように、し

てるつもりですけど。」

そんな、こともなげに。

 

昔、医者友達から、痛いのとお金は患者持ち

って聞いていた。

違うやん。と思った。

 

別の日、やはり、この先生が隣のお婆さん

を診察して居られる。

「この腰は、どうやっても、良くなることは、ないんだから、今からでも、息子さん

には無理を言って置きなさいよ。」

お母さんというものは、どうしても、子供

のことを、無理してでも、遣ろうとする

ことを、わかって居られるようだ。

 

コロナ対策も万全だった。

こんな時思う。先生、長生きしてね。

 

三宮の永松皮膚科。

オデキが出来て、自分では、どうしようも

なかった。

「あーっ!痛そう!」なんて、同情して

くれるお医者さんは、初めて。

「あ、もう少しのところだから、パンパン

になったら、すぐ来て」

で、ドクダミの葉っぱを貼って数日後、

伺うと、「お、ちょうど良い。」

で、あ、という間に処置をしてくださった。

この先生の机の上にハトムギが置いてある。

「それ、ハトムギですか?」

「そう、でも、みんな、効くよって言っても、煎じてくれない。困ってる。」

「それだったら、ハトムギをポンしたのが

売られてますよ。ナチュラルハウスで。

今度持って来ましょか?」

「それ、効く?」

「はい、主人、足の裏のタコ、2ヶ月以内

で、取れましたよ。」

「え?ホントに?それやったら、場所は

解るから、買って来よう!」

ですって。

私みたいな、素人の言う事を聞いてくれる

なんて!

それも、サッと動く身軽さも。

患者さんを治したいと思っておられること

如実に解る。

 

主人の手術を担当して下さった先生は、岡山、津山病院の先生だ。

命懸けで、手術をしておられる。

食べられない元夫が、何か食べられないか

まで、考えてくださる。

 

「医は仁術」は、言葉だけじゃない、本当

にある。

こんな先生方には、ホント、長生きしてほ

しい。