見知らぬ自分知るかも 善通寺胎内巡り

息子と夫が改名を考えていた。

法的に改名することは、とても難しい。

すると、僧籍の為の、改名は許されるそうで

友人だったお坊さんに頼んだ。

 

そこで、四国の善通寺にお詣りをした。

得度にまつわる色々と共に、胎内巡りというのがあった。

 

改名をした、息子は、以前、書いているけれど、アスペルっぽい。

本人も周りも、生きづらい。

真っ暗な、地下のお堂の中を壁づたいに歩く

のは、さぞ、不安だろうと思い話し掛けた。

 

すると、「母さん、此処では、お話はしないで、黙って歩こうね。お外に出てから聞くから。」と言われた。

 

この子は、普段のこの子とは、全然違った。

普段、持っているこの世の肉体とは、違う

霊性が、はっきり出ていた。

 

私は、いつも賢しらなことを言いがち。

でも、人間が軽く、甘いようだった。

 

それ以来、この子に対する見方は、一変した

 

貴方が、もし、何処かの御寺で、胎内巡りを

ご覧になったら、是非、なさってみると良いと思う。

全然知らぬご自分と、お出会いになるかも

知れません。