いじめっ子に、地獄のそうべい

以前、子供が学校で苛められた時、警察に駆け込むことについて、書いたことがある。

 

息子が、学校で苛めにあった。

二年経っても、まだ、改善されなかった。

そこで、警察に被害届けを出すことにした。

 

今は、余りにも沢山の子供達が、自殺を

してしまうので、昔のように、子供の喧嘩の

ような扱いをしないという。

 

でも、学校にも、報告すべきと思った。

担任の先生は「それだけは、止めて欲しい。」とおっしゃる。

でも、もう決めていた。申し訳ありませんが

もう、かれこれ二年近く待っています。

 

息子には、学校には、行くなと言っても

聞かず、必ず、毎日、行く。

 

見ていられなかった。

 

でも、先生は「それだけは。」を繰り返される。

じゃあ、一度だけ様子を見ます。

と答えた。

 

先生は見事に、仕事をして下さった。

すると、友達もできて、やっと、安心して

学校に行かせることができた。

 

わが家の息子達は、小さい頃も、やはり苛められていた。

 

小さい頃は、お誕生日会をする。

近所の子供達を呼んで、あれこれをする。

その中で、「絵本、読んであげるね!」

で、「地獄のそうべい」をこれでもかー

ぐらいの魂を込めて読む。

こってこての関西弁を駆使。

「おばちゃん、もう、一回!」

 

このストーリーには、そこそこの、因果応報

的なことも、入っている。

 

後で、このお子さん達のお母さんがぼやく。

ねえ、あなた、あの、「地獄のそうべい」

買わされてさ、毎晩読まされてるよ!

 

小さな子供の心は美しい。

因果応報ということはあると、知ってもらえたと思っている。

 

ところで、桜井 識子さんが、苛めをした人は

された人に、将来、手に入れるべき成功を

相手に、差し出すことになる、とおっしゃる。

 

この事を息子に言った。

「そろそろ、あいつらのそれ、回収したいよね。」

「今、回収出来なくても、来世の分まで

回収してやる。」

「わかる。」

 

そういえば、私も高校2年の時、やられた。

だから、到底、受かるとは思えなかった

大学に受かったのかも知れない。

やった!