因果応報、親の因果が子に報い

災害に合い、子どもを亡くしたことで、とても怒っておられた方がテレビに写った。

でも、その方は、母の会社に、大変高直な

ワイロの要求を欠かさない人だった。

その同じ頃、友人が巣から落ちた燕を2羽

家に連れ帰り、3時間毎のエサやりも欠か

さず、無事巣立たせた。

直後に、彼女の二人の子どもが、交通事故

に合った。でも、ぺちゃんこになった車か

ら怪我もなく、自分たちで這い出して

他の人達の為に助けを呼んだという。

ある時、大雨の後で、道路の側溝の上蓋

が、跳ね飛ばされていた。

ゴーゴーと渦巻く水もあふれんばかり。

あーこれは、うっかりすると、側溝に一歩

踏み込んだら、生命はない。そんな形だった。でも、上蓋は重く、私には動かせない。

近くの派出所の警察官に来て貰った。

警官が、上蓋と格闘しておられた時、その

側溝の少し先で、コンビニ弁当のパッケージが、詰まっているのが見えた。

その結果吹き上がった水が、上蓋を押し上げたことが、わかった。

警官は、それも取り除いてくれた。

その時、思ったのは、そのお弁当のパッケージを捨てた人は、誰かが、死んだとしたら、やはり同じだけの返りを受けるのかという

ことだった。

本人は、ごく気楽な、安直な気持ちでポイ

と捨てた筈。

でも結果、自分のせいで、知らぬ間に、人が死ぬ。

こうした時、見えない聞こえないわたしは

情けない。わからないから。

でも、この警官は、人を助ける徳を積んだ

なあ!と思ったから、やっぱり駄目かも。

ということは!この警官は死ぬ人も助け、

殺す人も助けたことになる。

ダブル積徳だ。

どちらにしても、お弁当のパッケージは

必ず、ゴミ箱にしっかり捨てた方がいい。

お弁当ガラは怖い!回り回って、その人や

その人の子どもの首を絞めるかもしれない。