元夫の祥月命日の法事

元夫を長男が奉っている。

偶然、数日前に、彼の家に立ち寄った。

 

「母さん、9月4日は父さんの命日だよ。」

「あれっ。ほんとだ。

じゃあ9月2日にしよう。繰り上げるのは

良いっていうからさ。」

 

で、9月2日に彼の家に行き、簡単な法事を

した。

話の中で、彼が部屋の模様替えをしようと思うという。

「ふーん。いつ?」

「近い最近」

「じゃあ、明日は?」

「明日は 仕事」

「じゃあ、今日だ。」

ということで、弟君が手伝ってすぐに

片付けた。

 

こんなことは、ごく、普通のことのようだけど、私と息子二人の干支の中に、(巳年)が入っていて、三人とも、何かと、手を打つのが遅れる。

 

でも、遣りたいといったその日に、すぐ

手を打ったなんて、亡き父親(元夫)の助けなしには考えられない。

彼は、卯年生まれだったので、何もかも

素早かった。

 

法事をしたことを 喜んで貰えた、と思った。