アメトーク(仮)バラシ芸人を見た

地デジを、殆ど見なくなった今でも、アメトーークは観る。

今週は(仮)バラシ芸人  だった。

一応、出演予定とされているが、別の人に

決まれば、簡単にキャンセルされる、芸人

さんの悲哀が語られる。

 

勿論、芸の世界は厳しいもので、確実に、

笑いが取れて、視聴率に繋がる人ならば

キャンセルをされることはない。

テレビ業界は、実力第一主義、また、決して穴を空けられない。

それゆえの、予防措置のよう。

 

でも、一般的に、ホテルも乗り物も、お稽古事も、キャンセルすれば、その予定までの日数によってキャンセル料が発生する。

 

この芸人さん達に、何故、キャンセル料が

支払われないの?

キャンセル料があれば、もう少し、(仮)を押さえる経営者もこのことに、慎重になるのではないかしら?

 

そして、芸人さん達も、あそこまで、傷つかない。

芸人さんの、基本的人権は守られていない

ように見える。

 

そもそも、芸風にもよるでしょうけれど、ちょっとバカにされるような芸風をお持ちの方もおられる。

 

だからといって、その人まで、軽んじられることはない。

 

昔、教職にあった頃、部活動の為に、毎日

残業をした。

試合があれば、土日も出勤し、その交通費も

自腹だった。

 

残業代はおろか、土日の手当ても貰ったことは、一度もない。

 

なんか可笑しいと、思っていたけれど、口に

は 出来なかった。

 

毎日の通勤の為の交通費さえ、満額はもらっていなかった。

 

何となく、みんな、ただ、黙々と、それらに

精勤していた。

 

今は、少し改善されているよう。

四時間を超えて、3000円なんて、安!

時給千円もない。

 

休日出勤なら、割増料金を請求したいところ。

 

お医者さんも、十数時間続く手術があっても

途中、休憩はおろか、食事もとられないと

聞いた。

医師の基本的人権も、守られていない。

ただ、私が手術というものを解っていない。

患者の身体を切って、オープンしたまま、食事など、もってのほか、かもしれぬ。

 

だからといって、十数時間も、人一人、

飲まず食わずで、果たしてどうなの?

途中で誰かとスイッチもだめか?

その医師に点滴をしたら?

誰かを手術で救って、医師の寿命が縮む。

医師の平均余命は68歳から73歳なんて。

 

結局、医師の寿命を削って患者に継いでいる

吉田 松陰が言うように、命は長さではない。

彼は、「明日、自分は29歳で死ぬけれど、

自分の人生は花も咲き実も成った。」と言った。

(正確でなかったら、すみません。)

だから、人生は長さではないにしても。

 

先生達は、手術中はお腹も空かないとおっしゃる。

それなら、短命も、オッケーなの?

うーん!難しい。

 

 

芸人さんも、教師も、医師も、誰でも。

大事に、したい、されて欲しい。

 

掌(たなごころ)に包むように、慈しまれて

生きて欲しい。

 

もちろん、結局、それぞれが、自分を大事に

大事に、たなごころに包むように、慈しめば、済む話。

 

そこが、それ、なかなか。

滅多に出来ない。

 

それは、何故?

 

その事を、意気に感じて、楽しめてれば

良い。

だけど、過労は過労で、間違いない。

そして、芸人さん達は軽んじられてる。

 

こういうことを、十把一絡げには出来ない

のかも知れない。

 

だけど、人類も、少しずつ波動が細かく成ってるから、こうしたことにもだんだん

気付いて、近い将来、改善されては、いくんじゃない?

もう少しだけ、お待ち遊ばせ!かな?