拈 華 微 笑   夢

私が初めて夢知らせを 受けたのは今から25年ぐらい前だった。

高い足場から 真っ逆さまに落ちる夢。

どう見ても 夢占いを全く知らなくても 凶夢と解る。

とても怖かったけれど、怖い夢だなあ,と

何もせずにいたら、仕事上の大きな失敗があり、大きな顧客を失った。

そのあとで、折角、夢で教えてもらったのに、どうして打つべき手を

打たなかったのかと、悔やまれてならなかった。

それ以来、目覚める直前の夢は、すぐに夢占いで調べて、凶夢なら、

氏神様か荒神さんに飛んでいく。

以前に書いた、防空豪の何千本の卒塔婆も夢だった。

当時、地域の活動で団地を回った直後から39度の熱が 十日続いた後

超ぎっくり腰になった。

これはおかしい。人間、十日も熱が出て、さがった日はすっきりと

元気になるはず。

あー、あっちか。(霊的な方)私は その筋のことが 見えない聞こえない。

だから、枕の神さんに「これは、何かですよね。どうか、

教えてください。」と頼んでまた寝た。

それで見せてもらったのが、 大きな防空壕の中の何千本の卒塔婆だった。

どちらにしても、これは私の手には余る。勿論、荒神さんに飛んで行った。

こういう病気は 神様のところへ行くとたちどころに治るのが 不思議だ。

吉夢の時は 何もしない。人に話さないようにしているだけだけど、

それでいいかどうかは分らない。