拈 華 微 笑   盂蘭盆経

盂蘭盆経は本当にすごいと思う。

亡き元夫が亡くなった時、寿命が一年も残っていた。

わたしは 見えない聞こえないスピリチュアル生活をしている。

ほんの時たま 教えてもらう。

元、夫の本人の希望で 高野山で 永代供養をお願いした。

でも、逝かなかった。一年近く、この家にいた。

 家の中のラップ音も大きく、夢にも出てくる。

「頑張って、病院で、闘病している。」という。

彼は生前、瞑想中に座布団ごとプカプカ飛び回るような念力の強い人だった。

 「あー、いやならもうずっとここに居たらいいんじゃない?」

と思っていた。

でも、試しに「盂蘭盆経」をあげてみようか?ということになり、

いつものお経の後に 息子と上げてみた。

直後にスッキリと 元気になった。

勿論ラップ音も まったくしなくなった。「逝きたくなかったら、

それでいいんじゃない?」なんて間違いだった。

こんなにしんどかった。

同じ亡くなるにしても、病気で寝付くのではなく、突然の死は

本人もなかなか受け入れにくいという。

病気で、何か月も寝付くというのは、こちらとあちらを言ったり

来たりして亡くなるための 波動調整をしているそう。

元夫が1年後に旅立ったことを

知り合いのお坊様に言った。

「一年早く逝って、一年こっちにいたのなら計算は合ってる。」

えー?そんな辻褄合う?とは思ったけれど、とにかく

逝ってくれたのは 本当に嬉しかった。