過 去 世 で

 

私は 以前、過去世で 子どもを何度も亡くしたことがある。

と 書いた。

なぜそうなったのか?

私は 過去世で 剣の修行をしていたことを なんとなく憶えている。

そのせいで 何度も人を 傷つけ、殺しもした。

だから、生まれ変わって、その返りを受けたのだと思う。

この宇宙では、自分が発したものだけを 受け取ることが

出来るという。

また、ダウン症の男の子だったこともある。

当時の 両親は 私をとても可愛がってくれた。

非常に愛情深い人たちで 偏見もなかった。

それでも、私は 孤独だった。体も弱く、しんどい人生だった。

ある日、両親の友人が来て、 私に 声をかけてくれた。

あまつさえ、笑いあうことまでした。彼は 私に対して 全く人間として 対して くれたのだった。

あと、一度だけ お会いすることが出来たけれど、それきりだった。

わたしは 一生 彼を 待ち続けた。

そのうち、わたしの 寿命が尽きかけていた。

両親は 私を死なせない。私に対して 「死なないで!」と懇願する。

何故、わからないのか?わたしの しんどさを。そう思っていた。

数年待って、やっと 開放してくれた。

死ぬことが 出来たとき どんなにうれしかったか。

 このことを 母に話したことがある。「わかる。」という。

「えっ?なんで?なんで、わかるん?」

「あんたはね、小さい時、歩き方が ダウン症の子供の歩き方だった。

てっきり、ダウン症だと思ってた。」といった。