煮詰まって、荒神さんに詣った

あることで、完全に煮詰まってしまった。

氏神さんにも詣っているけれど、もう、

どうすれば良いか、判らなくなった。

もっとも「魔法の杖」に聞くと「明るい未来」といわれていても、怖いものは怖い。

ここは伝家の宝刀、荒神さんしかない。

朝、6時半に出て、7時半に着く。

早い時間のお参りは良いと言われる。

本当だった。何が良いか?

なにより朝の清らかな光が一杯の境内。

私意外、誰も居ない。

他の誰かから波が来るのはしんどい時もある。

また、他の方について考えていて、

たった今、神様にもらったメッセージを

忘れたりもしない。

神変大菩薩様のところで、般若心経をあげ

はじめたとたん、全身が蓮の花に包まれた。

そしてこれは、鳥居を潜って、本殿に詣り

奥の院、影向の御榊と順に詣って来たその

繋がりの結果のようだった。

これは、一柱一柱の神様とのコンタクトを

途中切れずに詣ってきたお陰だった。

他所事を考えてコンタクトを切ると

だめらしかった。

そしてまた、今日此処に来た理由が 、全身

で守ってもらいたくて、神様に何もかも

投げ出した頼み方だったからかもしれない。

  昔、友人を荒神さんに連れてきた時

当時みてもらっていた占いさんがその友人

に言った。

「あんたは、悩みらしい悩みがなにもない。

だから、しっかりと神様に対して祈ってない。

ただなんとなく、うかうかと神前に

いる。それでは、いかんのやで。」

と言われていた。

帰宅後、なにより家族が 安心したようだ。

この十日ほど、私は、何度も 寝付き

何度も落ち込んでいた。

なにより十日ぶりに  大声で 笑った。